古賀敦子

Atsuko Koga

Flötistin

2010年の夏、昨年モーゼル河付近で3つのハイキングコースをやった事で、すっかりドイツ式のハイキングにはまり、 今年は昨年やり残した、後7つのコースを完登するぞ!と、再びライン河、モーゼル河畔にやってきました。

今年の私は燃えていて、雨が降ろうが足がムケムケになろうが、毎日ワクワクしながら新しいコースに挑んでました !上の写真はワイン畑から美しいライン河を見おろして、です。

これが、クリストフと私のやってた、「トラウ ムファーデ」ハイキングコースの案内です。 この看板地点が出発地であり、終点地 。ぐるりと、山の中、森の中、または村は ずれ、などなど15キロほどを一周し、同 じ道は通らず、同地点に帰って来る、と 言う仕組みです。

右はコーブレンツ郊外にあるサイン城にて。コース途上ではお城跡も通ります。上に見え る河もラインです。

歩いていくと風景がどんどん変わっ ていくのが、この「トラウムファーデ」 の魅力!突然草原に出て、しか もその向こう側にはお城が見えま す。右の後ろに見えてるお城も、 また別物。ヨーロッパには城跡が 本当に多いです。                      
右側は、前日突然の雨でジーパ ンがずり下がってくるぐらい、ずぶ濡 れになったので、雨用のズボンを 上からはいて臨みましたが、すぐ、 暑くて暑くてサウナズボンのように なってしまいました。こういう日に限 って、雨は降りそうで降らないので した。。。

上と右の写真はピルモンテル城にたどり着いた時のもの。結婚式 が行われており、オールタイマーの車が停めてあったら、クリストフが 、「こういう車、僕も昔乗ってた!!乗らせて欲しい!!」とその 団体に近寄っていって、色々訊き出していたようです。もちろん、 乗せてはもらえませんでしたが。。。

右は、雨宿りした農家小屋で、 そこにあったトラクターに跨って喜 ぶクリストフ。お似合いです。。。
 

5,6時間ハイキングした後は、直接かシャワーを浴びた後、カフェでお茶してまし た。ドイツで出るケーキは大抵日本の3倍ぐらいありますが、お腹すきまくってる私 は「ま、運動したから大丈夫か!」と平らげてました。いえ、大丈夫じゃありませ んでしたよ~。

こちらはモーゼル河を見下ろしながらの登山とハイキング。私が一番懸けていた、17キロで7時間近くかかる、というコースでは、あるドイツ人男性の挑戦者と追 い越しあいになりました。ペースが似てたんでしょうね。しかし、大抵は、難しいコースほど、人に会う事は稀で、自然と向き合うハイキング、です。

こちら2枚は、泊まってたホテルのベランダにて。隣はレストランになっていましたが、行くたび、「 今シェフが帰宅したところです。」と言われるので、ココはやめて、隣村まで2,3キロ歩いて夕 食に行った事も。またはこのベランダでも自分たちで簡単な夕食しましたが、日が沈んでいく 夏のモーゼル河を眼の前に、気持ち良かった!

実は、ホテルは昨年も泊まった「ペンションウラ」。室内のこだわりと良心的な値段、こじんまり した清潔さがすっかり気に入りました。

この登山にては、我々が泊まっていたニーダーフェルの村が見下ろせ ました。ホテルの眼の前にあった山でしたが、登ってみるとホテルが豆 粒サイズに見えて、「思ったより高いんだね~」とびっくり!なんとなく、 ホテルからは頂上になにか叫べば聞こえるぐらいの距離感がしてたん です。

登山途中の昼食には、リンゴや小さなサンドイッチ、リ ーゲルなどを持ってきました。もっと重要なのが水!1, 5リットルのペットボトル満タンで持ち歩いてました。

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すっかり満足での帰途!

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